だーさんのウイスキー広場

安いものからそこそこ高いもの、オールドボトルまで。ウイスキーラヴァーのテイスティング記録、ウイスキーブログです。

レダイグ18年

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LEDAIG Aged 18 years

グラス:テイスティンググラス

量:30ml

場所:BAR飲み

個人的評価:A 軽めの酒質に主張の強いピートフレーバー。短熟の方が良いかもしれない。

総合評価(コスパ):★4

香り:スモーク中心のピートフレーバー。干し草・オキシドールのニュアンス。バーボン樽・シェリー樽由来の複雑さも顔をのぞかせる。後半は穏やかに内陸系ピートが余韻に残る。
味:酒質は軽めで口当たりは柔らかい。雑味も若干あるがリフィル樽系のプレーンな香味が主体。ベリー香やフルーティさもわずかに出現。後半には樽由来の渋みとピートが主体となる。
 
マル島にあるトバモリー蒸留所。ヘビーピーテッド麦芽で仕込むオフィシャルモルトレダイグの18年です。ちなみにノンピートの方が蒸留所名を冠したトバモリーになります。
このレダイグ、最近注目を集めています。ボトラーズのアイラモルトが軒並み高騰しているため、代替品として短熟レダイグが比較的安価なピーテッドモルトとして販売されています。僕はまだ飲んだことはありませんが、この18年を飲む限り短熟の方が合っているのかもしれません。
 

全体的には悪くないのですが、ミドルエイジで比較すると完成度はアイラモルトの方が上と感じます。酒質が軽いためか様々な樽のヴァッティングで得られる複雑な香味がイマイチ一体化していないように感じました。

近いうちに短熟も飲んでみようと思います。