2017年総括 前編 パワーワードは「オールドボトルは自分で創る!」
早いもので2017年も終わりです。
ブログを初めて1年以上経ちますが、世間のウイスキーブームは沈静化しているように見えるのにブログのアクセス数は徐々に増えてきました。ライトユーザーは減少傾向ですがディープなユーザーが増えているのかもしれません。
ありがたいことに2017年はおおむね月間10000~15000PVとなり、毎日250人前後の人が訪れてくれているようです。ありがたいことですね。12月は2万PVに届きそうです(この記事を書いている途中で超えました。ありがとうございます)。とんがったところがないブログですが、これからも更新し続けたいと思います。
さて、2017年に印象に残ったボトルの紹介と、個人的な嗜好の変化について。
個人的には本格的にボトラーズを飲み始めて、様々な経験をすることが出来ました。
ボトラーズのピーキーなリリースを色々飲んだ結果、オフィシャルボトルの良さが分かるようになってきました。
あとは香味の拾い方や開栓後の変化など。「経年変化で非常に良くなった」あるいは「開きすぎてぼやけてしまった」など、ボトルを家で抱えることでわかる変化もたくさん経験することが出来ました。これは家飲みの醍醐味ですね。
嗜好の変化というか、どういう要素が好きなのかということですが
・ピーティなフレッシュなもの
・濃厚なシェリー感
・フルーティさ
・熟成感があり、飲み進めるほどに余韻が積み重なるもの
このあたりが、僕自身の嗜好の琴線に触れるようです。
じゃあ長熟アイラシェリーが至高かというと、そういうわけでもありませんので嗜好とは本当に難しいものです笑
あと今年のパワーワードは「オールドボトルは自分で作る!」ですね。
状態も何もわからないリスクを抱えて買うより、伸びそうなボトルを家で抱えて育てる。5年後、10年後に取り出すと面白そうなボトルも集めました。
現在抱えているボトルは
・グレンロセス2006 abbey whisky
・ブルイックラディ ベアバーレイ2008
・ベンリアック カスクストレングス バッチ1
・グレントファース 2003 チーフタンズ
・エレメンツオブアイラ ピート
このあたりはしばらく寝かせていこうと思っています。
基本的にはカスクストレングスで角がとれると香味の広がりが良くなりそうなものを選定しています。そのうちグレンファークラスも加わると思います。ウイスキーフープの2005かウイスキーエクスチェンジの15年を候補に入れています。
長くなったので前後編に分けます。後編は2017年の良かったウイスキーを紹介します。
後編はこのあとで、2017年中に更新します。