ボウモア17年 ホワイトサンズ
グラス:テイスティンググラス
量:30ml
場所:自宅飲み
個人的評価:A+ ボウモアらしいピート&フルーティ。樽感はやや強め
総合評価(コスパ):★7(8000円前後)
トップノートはフルーツをまとったヨード香。瑞々しいリンゴ、オレンジ、パイナップル、ココナッツ。後半はオーク香が広がりヨードとともに長めの余韻。
口に含むとまったりした口当たり。栗、焦げ感を伴うヨード。中間以降にグレープフルーツ、パイナップル、マンゴー、塩気、柿。後半はエンピツのような木の香り、渋みが残る。
開封直後はピリピリとしたスパイシーさと木の渋味が前面に出てきていましたが、時間経過とともにまったりとした口当たりにグレープフルーツ、トロピカルフレーバーが広がる佳作ボトルです。
このボトルは免税店向けに販売されたボトルですが、年数表記から1990年代中盤の原酒が使われていると噂でトロピカル感があると言われていました。テイスティングするとなるほどトロピカルってこんな感じなのねぇと納得できる味わいです。ボウモアらしいグレープフルーツ感もしっかり備わっていて、蒸留所の特徴と味わい、双方が備わっているボトルと感じました。
この価格帯では買って損はないボトルの1つと思います。