山崎12年
THE YAMAZAKI Aged 12 years
グラス:テイスティンググラス
量:20mlくらい
場所:家飲み
個人的評価:A+
総合評価(コスパ):★4 フルボトル9000円は高いです。
香り:ハチミツ、オレンジ、ベリー系の果実香、パイナップル、ほんのりと香木。口に含むと強めのオーキーフレーバー、若干の生木っぽさから、ココア、キャラメル、バニラ香に続いていく。
味:思ったよりも強い口当たりにとがったオーク香。中盤はドライだが麦芽の旨味も感じる。終盤には若干の木の渋味を強く感じる。
口当たりのアタックの割には強めの樽感を感じる不思議な味わい。シェリー樽の生木っぽさを拾ってしまうのは樽に苦労している?
ジャパニーズウイスキーと言えば「山崎」というくらい知名度の高いサントリーのフラッグシップ銘柄、シングルモルト山崎12年です。
かく言う自分も初めて飲んだエイジもののウイスキーはこの山崎12年です。初めて飲んだ時は「これが本物のウイスキーか…!」といたく感動したのを覚えています。
今飲んでも多層的な香りに嫌味のない口当たり、まろやかさは健在です。ただ、最近は舌が肥えたせいか昔ほどの感動はなくなりました(苦笑)。それでも十分美味しい。ダラダラと家飲みや友人としゃべりながら飲みたいウイスキーです。
バーボン樽(パンチョン樽)だけでなく、シェリー樽原酒も含まれていると思われます。ミズナラっぽいニュアンスはあるようなないような…。パイナップルやマスクするような香味は若干感じますが、使われているのはごく少量と思われます。香味的には2割未満のシェリー樽原酒といった印象です。あくまで僕の舌の感想なので適当ですが(笑)。