ラガヴーリン16年
LAGAVULIN Aged 16 years
グラス:テイスティンググラス
量:ハーフショット
場所:BAR飲み(BAR Enlightment)
個人的評価:S アイラの巨匠。強すぎるヨードを抜けるとフルーティさ。オフィシャルボトルとしての完成度、クオリティは極めて高い。
総合評価(オススメ度):★5 700mlボトルで6500円程度
強烈なヨードに隠れたリンゴ、桃、柑橘、僅かに鰹節。口に含むと強い潮気、徐々に甘くウッディな口当たりとカカオ、グレープフルーツ。余韻はヨードが長く続く。強烈な個性を16年の樽感でまとめあげている印象。
個性の強いアイラ島のモルトの中でも最も個性が強いといわれるラガヴーリン。このラガヴーリン蒸留所はラガヴーリンとアードベッグ蒸留所のちょうど中間点にあります。
オフィシャルボトルのラインナップはこの16年のみとなり、今年は蒸留所200周年で記念ボトルとして「ラガヴーリン8年」「ラガヴーリン18年」がリリースされました。その他にも年に2つ程度限定品としてリリースがあります。
アイラモルトの中では僕が最も好きな銘柄です。この16年はバーボン樽を中心としてヨードに隠れたフルーティーな香りは特筆すべきものがあります。ヨード香が苦手な人には全く受け入れられませんが、スペイサイドモルトにも匹敵する旨味を感じます。
これからもこの品質を保ってもらいたいと願っている蒸留所です。