エドラダワー10年
EDRADOUR Aged 10 Years
グラス:テイスティンググラス
量:30mlくらい
場所:家飲み
開封時期:開封直後
オススメの飲み方:ストレート
個人的評価:A+ 嫌味のないシェリー感、豊かなフルーティーさ、甘い口当たり。同価格帯では1つ上の完成度。樽の良さを感じる。
総合評価(コスパ):★7 同価格帯では激推しできる味。
プルーンに青リンゴ。メロン、バナナの熟したエステル香。かき氷のシロップ、ホイップクリーム、わずかなピートフレーバー。
フルーティーな口当たりと麦芽風味、オークっぽいウッディが広がる。中間はフルーティーさにホイップクリームの甘味とねっとりとした食感、フルーツパフェ。
後半にわずかなピート系の苦味を感じ、樽由来のウッディな余韻が短くドライに残る。
蒸留所にはポットスチルが初留用、再留用の2基しかなく、ごく少人数で運営されている蒸留所です。
ボトラーズメーカーであるシグナトリー社のオーナーが買収して現在は運営されています。
うんちくはほどほどに飲んだ時の感想を。評価の高いボトルなのはわかった上で飲みましたが、一口飲んで「あれ、これ美味いぞ」と。これよりも高い価格帯や18年ボトルでもどこかしらに嫌なフレーバーやちぐはぐ感を感じることは多いのですが、その点エドラダワー10年はとても完成度が高いように思います。
嫌味のないシェリー感とバーボン樽由来のフルーティーさ、独特のクリームのような口当たり、個性的でありながら基本をキッチリ抑えてきています。
少量生産であることを強みにして、質の高い樽を手に入れて熟成させることに力を入れているようです。