グレンドロナック2004 12年 バーショー向け
GLENDRONACH SINGLE CASK 2004 Aged 12 years for Bar Show
個人的評価:A+
総合評価(コスパ):★5
リンゴのコンポート、強めの甘いカラメル、青い草の香り、若干溶剤の揮発感。干し葡萄、ドライクランベリー。
口に含むとカラメルの苦味にレモンピール、ジンジャー、モカコーヒー、ビターチョコ、皮ごと食べた巨峰。ビターで強めの余韻が続く。
年数、シングルカスクだが多層的な香りも少し感じる。甘さやフルーティさよりもビターな樽感が強く出てくる。明確なチョコやコーヒーのニュアンスがあり、こういう方向性が好きならいいかなと。時間経過と共に濃厚なドライフルーツが出てくる。
樽の種類、熟成年数から考えると明らかにボトリング数が多いこと。
樽の詰め替えや熟成途中でバッティングしながら最後に詰められたボトルナンバーで出荷されているという噂。
あくまで噂です。
まぁ確かにシングルカスク12年としては香りが多層的で複雑さの片鱗を感じる部分もあります。
こういうのがダメって人もいるでしょうが、僕は悪くないかなと思います。