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だーさんのウイスキー広場

安いものからそこそこ高いもの、オールドボトルまで。ウイスキーラヴァーのテイスティング記録、ウイスキーブログです。

響17年 旧ボトル(2001~2007年流通)

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グラス:テイスティンググラス

量:30ml

場所:家飲み

個人的評価:A+ 強い麦芽・グレーンの味わいをミズナラでマスクした逸品。

総合評価(コスパ):なし 終売品。写真は180mlボトルを2300円で購入したもの

 

トップノートはオレンジ、パイナップル、紅茶。シナモンやココナッツのような甘い香り。加水でメロン、マスカットなど熟したフルーツの香りが豊かに。
口当たりはしっかりとした麦芽風味。麦芽、グレーンと間断なく穀物の旨味、風味が出てくる。渋味が後味として長く残る。
香りに厚みがあり、多目の加水で華やかな要素が現れてくる。

 

 サントリーブレンデッドウイスキーのハイエンド、響シリーズ。

 1989年にスコットランドのブレンデッドに負けないレベルを目指してリリースされたサントリーブレンダーの力の入ったボトルになります。発売当初はノンエイジ表記で17年相当の原酒が使用されていましたが、上記のボトルは現行ラベルに近いデザインで2001年に 「響17年」と年数表記が始まった当初のボトルになります。2007年にラベルリニューアルがありましたので、ここから逆算するとこのボトルに使われる原酒は1980年代以前のもの。

 麦芽感・グレーンの濃さはジョニーウォーカーなどのスコッチブレンデッドのオールドボトルと共通しますし、味わいのバランスや多層性など全体のクオリティは引けをとりません。ブレンダーの技術では日本は本場スコットランドに負けていないなと思わせる代物です。

  このボトル、開封直後はそこそこヒネ香があったのですが、1か月ほど放置したら香味が落ち着いて本来の響らしい味わいが戻ってきました。現行の響よりも重厚な仕上がりです。

 

 以前記事にしたローヤル12年(2003年流通)でも同様の重厚なフレーバーのニュアンスは感じ取れ、現行品の軽さも感じ取れます。どちらが良いというよりも、その年代なりの個性があるということだと思います。

 ブレンデッドとして軽さを求めるなら現行品の方が良いし、飲み応えを求めるならボディの厚い1980年代以前の酒質の方が合っています。気分によって飲むボトルを変えるのもウイスキーの醍醐味だと思います。