だーさんのウイスキー広場

安いものからそこそこ高いもの、オールドボトルまで。ウイスキーラヴァーのテイスティング記録、ウイスキーブログです。

スペイバーン10年

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SPEYBURN Aged 10 years

グラス:テイスティンググラス

量:30ml

場所:家飲み

開封時期:開封1か月程度

オススメの飲み方:ハイボール ブドウ系のさわやかさが出てくる。

個人的評価:A ザ・スペイサイド。樽感はメジャーどころよりも強めだが没個性気味

総合評価(コスパ):★4(フルボトル約4000円) グレンフィディック、グレンリベットが安いので…。

 

きっちり精麦された食パンの香り。マスカット、オーキーな香り立ち。口に含むとフルーティーさは穏やかで梨、スイカの青っぽさと淡い果実香。後半は早熟なスペイサイドらしいオーキーさが支配的で長く続く。
クリーミーで刺激の少ない口当たり、ガムシロップ。後半にかけてスパイスのある青っぽいハープ。甘味は長く残る。
ハイボールにすると口当たりの甘さが緩和され、後半に酸味のある皮をむいたブドウの香りとウッディネスが心地よく残る。

 

スペイサイドの中でもさらにマイナーな銘柄、スペイバーンです。マイナーな理由としては飲んでみればわかりますがグレンフ○ディックとよく似た香味、やや没個性な味わいな部分ではないでしょうか。

経験として飲んでみるのは良いと思いますが、これを敢えて選択する理由はあまり見当たりません。意外と樽感が強く、酒質もクリアと言うよりはボディ重めでストレートではフルーティさは抑えめ。ハイボールにすると酸味が出て皮をむいたブドウのような果実味が出てきます。ストレートでは没個性ですがハイボールはなかなか優秀です。口をリフレッシュさせたい時やストレートのウイスキーのチェイサーとしてオススメです。

値段的にはなかなか買うことは少ないと思いますが、割ってじゃぶじゃぶ飲むのにはけっこういいのかもしれません。