スキャパ スキレン
SCAPA "SKIREN" BATCH2
グラス:テイスティンググラス
量:30ml
場所:BAR飲み(BAR Enlightment)
個人的評価:A+ 豊かなフレーバーの種類と麦芽由来のコクが素晴らしいボトル。
総合評価(コスパ):★5 700mlで5000~6000円
洋梨、オーク、ハチミツ、蝋燭。ラムネっぽい酸味を含んだ甘い香り。口を近づけると麦芽の甘い匂い、ほんのりとピート。口当たりはスパイシーだが中盤以降はコクがあり、カラメル、カカオを思わせるビターな後味。それなりの熟成年数原酒も使われている印象。ストレートでも若い味わいは目立たない。
バランタインの構成原酒であり、バランタインの作る要素が感じられる。
スキャパ蒸留所は一時蒸留を停止していた時期があり、それも踏まえた上でそれまであったオフィシャル16年が終売になり、ノンエイジのスキレンが発売になりました。アイランズモルトでは珍しくノンピート麦芽を使っています(仕込み水由来のピートはあります)。
ノンエイジ化しましたがバッチシリーズとなり、バッチごとの味の違いも若干あるようです。自分がテイスティングしたものは未確認ですが、機会があれば確認します。ノンエイジ化したと言っても若さは感じず、体感で言えば10年~12年ものと口当たりは変わらない印象でした。
フレーバーの多様性が存分に感じられ、他のウイスキーとは趣の異なる味わいです。ウイスキーが好きであれば一度は飲んでみていただきたいと思います。