だーさんのウイスキー広場

安いものからそこそこ高いもの、オールドボトルまで。ウイスキーラヴァーのテイスティング記録、ウイスキーブログです。

白州ノンエイジ

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白州 ノンエイジ

グラス:テイスティンググラス

量:ハーフショット

場所:BAR飲み(BAR Enlightment)

評価:B 甘さとニューポットのニュアンスが強い。

総合評価(コスパ):★3

 

桃、熟したリンゴの香り。口に含むとまずハチミツの甘さ、若木。ニューポットの風味を強く感じる味わい。酒質自体は素直ながらコシが弱く、伸びにくい印象。余韻も若さを感じ、短い余韻。

 

原酒不足によるラインナップ再編により売り出された白州ノンエイジ。

ちょっとテイスティングの機会をいただいたのでアップします。

おそらく12年をはじめとするエイジングものとは別物としてヴァッティングされています。白州12年以上ではライトピーテッド麦芽を使用していますが、ノンエイジではピートはほとんど感じられず、ニューポット由来の甘さを中心とした構成となっています。

エステルの複雑さの片鱗は覗けますが、個人的には厳しい印象です。ノンエイジで4000円強という価格は、同価格帯はスコッチシングルモルト12年が買える価格帯です。

 

ニッカのNA余市・宮城峡と比較してもニューポットの風味が強く出てしまっており、個人的には飲みにくい印象を受けました。

サントリーが推奨しているハイボールなどにすれば、また印象が変わるのかもしれません。同じNAでは今のところニッカの余市・宮城峡に軍配を上がると思われます。